第30回年会
人材
~信頼の維持と回復に必要なもの~
30th PDA Japan Annual Meeting 2023
2023年11月28日(火) -29日(水)
タワーホール船堀<東京>
危機に際して組織が信頼を維持・回復するにはどうすればよいのか。タイレノール毒物混入の件は、時々刻々と状況を公表し再発を防止する策を講じることで信頼を失わず、今でも危機対応の好事例とされている。一方、承認内容と異なる医薬品を製造し出荷した件では、他の品目の回収や行政処分へとつながり、信頼の回復に困難をともなう場合も見受けられた。
信頼の維持・回復に必要なことは透明性と改善、社内的には勇気を持って実行する人材である。信頼を維持するためには、予防を優先すべきであるが、信頼が失われた後の回復戦略も予防の参考になる。昨今医薬品業界の一部でみられるV字回復はどのように実現されたのか。今回の年会では、信頼回復を導いた戦略についてご講演いただくとともにパネルディスカッションを実施して、いかにして信頼を確保したか、何が重要だったのか、会場からの質疑も含めて浮き上がらせる。
予防においては、本年会で数年にわたって発表してきたQuality Cultureの醸成が注目される。職員あるいは組織全体が、製造の経験は十分でありながらも文化的な成長が足りない、つじつま合わせや手抜きがある、同じ逸脱の再発が続く、といった場合は変化が必要である。違う観点からは、どこの組織にでも存在する白紙状態の職員、初めて産業界に入った人材に、基礎を学ばせ経験を積ませ生産現場で活躍する人材とするにはどのように対応していけばよいかといった課題もある。信頼を高めるのも低下させるのも人材であり人材の品質は文化に表出する。今回の年会では、Quality Cultureに関する研究成果をお話ししていただくとともに、パネルディスカッションで会場からの質疑に応える。またPDA本部からQuality Cultureの教育について講演していただく。
各委員会からも研究成果について発表する予定である。本年会の発表内容がみなさまの業務の一助となることを願う。
第30回年会委員長 東京理科大学 鈴木雅寿
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