円安にともなう臨時会費の徴収及び会費額の変更について
一般社団法人日本PDA製薬学会 会員各位
円安にともなう臨時会費の徴収及び会費額の変更について
2022年6月8日
一般社団法人日本PDA製薬学会
理事長 嶋澤 るみ子
会員の皆様におかれましては、いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。
また、平素は本学会の活動に御尽力いただいておりますこと厚く御礼申し上げます。
さて皆様ご承知のこととは思いますが、日本PDAが会員各位から受領いたした会費は、日本円で頂戴した金額のほぼ全額がドル建てで本部に送金されております。本部送金額算定の基礎となる円-ドル為替レートは1ドル120円となっております。
この為替レートは、設定された2015年当時の小口換算レート(送金額10万ドル以下)の107円に銀行両替手数料及び送金手数料を加えて算出されたものです。
既にマスコミ報道等により御存じのとおり昨今では円安が急激に進んでおりまして、2022年3月~5月の為替レートは127~131円となっており、6月に入ってからはこれがさらに加速されそうです。この状況はウクライナ情勢が落ち着き日本と欧米の金利差が小さくならない限り続くと考えられ、会費送金時の逆ザヤの発生により年間350万円~500万円の為替差損が発生する見込みで、日本PDAの運営に大きく影響することが予想されます。
会員の皆様にはまことに申し訳ございませんが、今年度は暫定的に臨時会費を徴収して為替差損を吸収することとし、来年度は会費金額を為替レートも考慮した金額に改訂させていただきます。
臨時会費の徴収時期及びその金額につきましては、5月~9月の為替動向をもとに皆様の御負担をできるだけ減らす方向で決定させていただきます。また、会費自体の金額変更につきましては、事務局及び理事会で検討させていただき年末開催予定の代議員総会で御審議いただくことといたします。会員各位におかれましては諸般ご賢察のうえ御理解をいただきますようお願い申し上げます。
以上